東京スキンクリニック

痤瘡 ・酒皶

ニキビは遺伝,ホルモン,気候,ストレスのどれもが関与する多因子皮膚疾患です。慢性的な皮膚の炎症によって維持され,長引くのが普通です。ニキビはそれぞれの原因の関与の度合いに基づいた合理的アプローチにより完治します。
ニキビ治療は通常3〜6ヵ月継続する必要があり,処方された薬を規則的に使わなければなりません。食事を含め,日常生活における制限はありません。顔のニキビでは,皮膚の刺激を最小限にするため,一定の順序で外用薬を塗布するだけの簡単なスキンケアの方法が指示されます。
当院では,あらゆる種類のニキビを治療するのに,ヨーロッパと日本の医薬品及びオリジナルの処方薬を用意しています。重症の治療抵抗性痤瘡の治療にはアイソトレチノ(isotretinoin)またはCPA/EE(ニキビ患者用避妊ピル)の内服が必要なことがあります。顔の難治性痤瘡ではしばしばグリコール酸治療が功を奏します。部分的な軽症のニキビには有効性の極めて高い外用剤が使われます。
赤ら顔の主な原因である酒皶はバクテリアに対する過敏症との関係が考えられ,metronidazole外用剤やminocycline内服薬など,抗細菌作用と抗炎症作用を併せ持った薬剤によく反応します。歴史的には「酒皶性痤瘡」と呼ばれるように,痤瘡様皮疹を伴うことがあり,ニキビと同様に治療します。

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